ハンドル交換を実施しました。時間切れで完成はしてませんが、素人でもなんとか
失敗や壁にぶつかりつつ、できました。
ちなみに用意した工具は、以下のとおりです。
・30mm、10mmと8mmのボルト用ソケット
・プラスドライバー(2番)
・グリップ剥がし用のマイナスドライバー(4番の150mmのを使いました)
・パーツクリーナー
・ゴムハンマー
・ネジロック(今日は仮設置なので使ってないです)
・ショックドライバーと3番のプラスドライバービット
・トルクレンチ(22Nmから103Nmまで対応しているもの)
・六角キャップボルト用のビット(H5、H6)
まず、純正のハンドルバーエンドをショックドライバーを使って外しました。
(写真撮り忘れました。)
USBポートも左ハンドルに付いていたのでタイバンドのツメを引っかけて外しました。
そのあと、左スイッチボックスを外しました。
次にクラッチレバーを外しました。8mmボルトなので取り付ける時は22Nmが標準トルクですね。
次は、イヨイヨ、最難関のグリップ外しですが、グリップヒーター付きなので、再利用をしたく、マイナスドライバー(4×15cmのマイナスドライバーを使いました)で慎重に剝がします。
が、これが固い!!もう、ツベコベ言ってられないので、ゴムハンマーで叩いてねじ込みました。そうすると、今度は抜けない!!パーツクリーナーを隙間からノズルを差し込んで吹きますが、それでも抜けない!!!という格闘を10回くらい実施して、やっと左のグリップエンドを外せました~。
通電してみたら、通電して、温かくなるし、大丈夫そう。ここまでは順調、順調!!
が!!、ここからやらかしてしまいます!!
右ハンドルに取り掛かって、フロントマスターシリンダー、右スイッチボックス、ブレーキレバー、スロットルハウジングを外すまでは良かったのです。
さぁ、次はグリップ外しだ~っ!と意気込んで、グリップを左と同様にマイナスドライバーを叩き込んで外しにかかりました。こちらはスロットルパイプが付いてますので、スロットルパイプとグリップの間にマイナスドライバーを突っ込んで、外していきます。ここで、ミスってマイナスドライバーの先っぽがグリップの外側に突き出してしまいました。あーぁ、切れたかも。。。
ここで、考えてみれば右はグリップはスロットルパイプに付いているので外さなくて良いことに気づきました。
えっ、この格闘は何だったの・・・。そしても、もしかしたら断線しちゃったかも。
通電してみたところ、ランプは付きましたが、温かくならない。。。あーぁ。切れたかもしれない。まぁ、ある程度覚悟はしていたので、しょうがないですが、無駄に外そうとして切ってしまったことで、気持ちが沈みます。。orz
気持ちを切り替えて、ハンドル交換作業を再開。
トップブリッジを外す前に、六角キャップボルト2か所を外して、マジックテープとグロメットを引きはがしてタンクカバーを外してから、キーシリンダーカバーを2か所のクリップを外して剥がします。
トップブリッジを外します。30mmのステムナットを外して、左右の10mmボルト(締め付けトルクは22Nm)を緩めて、ゴムハンマーで下から叩くと外れました。
そして、純正ハンドルのボルトを緩めて、左右を外します。
フロントフォークから抜いてから、スロットルパイプを抜きます。
次に、新しいハンドルバーの部品を装着します。
新しいハンドルバーのフロントフォーククランプ部分は厚みが純正より8mm程度厚い28mmなので、そのまま付けるとステムナットが閉まらなくなります。なので、ストッパリングを外してから付けました。
次に、トップブリッジの取り付けですが、こちらでも失敗をしました。
まず、普通に入れてみたら、ステアリングステムが足らず、出てきません。
あれ?なぜ?ハンドルバーが邪魔していないのに、なぜ?
悪戦苦闘と試行錯誤をかれこれ1時間くらい。
でもダメです。
もう、フロントフォークの突き出しするしかないのか。フロントとリアのメンテナンススタンドが必要になるし、そんなの高度な作業は自分には無理だなぁ、もう純正ハンドルに戻して諦めるかぁ、だったらグリップヒーター壊しただけだなぁ、と諦めの境地になろうとしたところで、ハタと気づきました。
ハンドルロックが邪魔して、トップブリッジが入っていかないのです。キーをハンドルロック状態で抜いてしまい、そのまま作業をしていたので、こうなってしまったようです。
ハンドルロックを開錠して、ゴムハンマーで叩いてあげたら、やっとハマりました~。。良かったぁ。。
ステムナットを103Nmで締めて、トップブリッジピンチボルトを22Nmで締めて、ハンドルバーを27Nmで締めたら、一旦、取り付け完了です。
日が暮れてきたので、左右のグリップ、左右のスイッチボックスやクラッチバー、ブレーキバーなどを、撮影していた写真を元に手早く設置していきます。ハンドル位置の調整は先送ることとし、グリップは、一旦接着剤なしで仮設置です。ちなみに、つける時もパーツクリーナー吹いてから付けるとスムーズです。
なお、Semspeedのハンドルバーには中央部分に窪みがあり、やはりドリルでの穴あけは不要でした。
左スイッチバー、右スロットルハウジングにポッチと、ハンドルバー
の穴位置を合わせたら、設置できちゃいました。
左スイッチボックス、右スロットルハウジングの穴あけは不要でしたが、右スイッチボックスの穴がもう一つ必要でした。
今日は、ここまで。