バイクユーザー車検に初挑戦

はじめて、バイクユーザー車検に挑戦してきましたので、そのことについて書きたいと思います。

 

 終わったうえでの感想としては、車検場の係の方が方法を教えてくれるので、それほど難しくありませんでしたし、バイクについての知識も増え、自分で出来るバイク整備項目も増えたので挑戦して良かったです。

 

まず、準備したことは以下です。

 

(1)事前にバイクの状態をチェックして必要な個所を整備する

 ネットで検索したら出てくると思いますが、点検整備記録簿(バイク用)というのがあるので、それを見ながら点検を実施します。

 点検したところ、前輪タイヤがスリップサインが出る少し前だったので、安全のためバイク用品店で交換してもらいました。なぜか、後輪タイヤはまだ溝が残っていて、もうしばらくは大丈夫そうでした。前輪と後輪で摩耗する速さが違うんですね。車重が前輪側に多くかかっていることや、自分がブレーキングで意図的に後輪ブレーキを弱めに使っているからかもしれません。前のバイクでは後輪の方が早く摩耗してたので、前輪を強めに使っていたのですが、今後は後輪ブレーキをもう少し多めに使おうかなと思っています。

 ちなみに、バイク用品店で前輪だけ交換したところ工賃込みで3万円程度かかりました。最近、自動車のタイヤもイエローハットで交換したのですが格安タイヤが4本で工賃込み3万円弱でした。バイク用は高いとは思っていましたが、それにしても1本なのに高いですよねぇ。交換したあとに、Amazonでバイク用タイヤを検索したところ、安く、交換をしてくれるバイク整備工場も指定できるようです。自分で電話して工賃確認したり予約しないといけませんけど、次回からはこっちにしようかなと考えてます。因みに、前後セットだとバイク用品店も安売りしてたので、そんなに違わないかもしれないです。

 前輪と後輪は以下の製品ですね。NANKANが安くて評判良さそうでした。

前輪:バイク用タイヤ120/70ZR17

後輪:バイク用タイヤ180/55ZR17

 

 もう一か所、ドライブチェーン遊び調整をしました。チェックしたところ、基準の25mm-35mmよりも少し弛み気味でしたので、リアアスクルナットとアジャスタロックナットを緩めて、アジャストボルトで調整しました。調整の時にはノギスで測りながら左右の位置が同じ位置になるように、ドライブシャフト左右のドライブチェーン摩耗インジケーターを見つつ位置決めして、張りすぎたらタイヤをキックして緩めてと、何度か調整をし直したうえで、タイヤを回してみてブレてないかチェックして終了です。

 リアアスクルナットには27mmソケットが必要だったので、以下の工具を購入しました。リアアスクルナットの締め付けトルクは98Nmです。アジャスタロックナットは27Nmです。

Amazon | スーパーツール ソケットレンチ用ソケット 12角 NHS427 差込角:12.7×対辺:27mm | ソケットレンチ

 以前のバイクでは何となく素人の自分が駆動系をいじるのは怖くて、近くの二輪館の整備工場で実施していただいていたのですが、乗車してみてもタイヤがブレるようなこともなく、素人でも出来るもんですね。

 

 ネットでダウンロードしたバイク用の点検整備記録簿に沿って点検を行った結果、他の点検項目は問題なしでした。

 チェーン清掃とオイル注油をついでに実施しておきました。灯火類等、全部必要なチェックですが、特にブレーキパッドの摩耗は点検したほうが良いなと思いました。

 

(2)必要資料の準備と予約

 以下のものを事前に準備しました。

①自動車車検証

自賠責保険証明書の現在の物と新しい物 

 新しい物は、車検場近くに保険代理店窓口があるのでそこで購入しました。

③二輪の自動車税の納税証明書

④点検整備記録簿(バイク用)→これは結局提示を求められなかったです。

 

 ネットで車検の予約をしました。私の場合、ハンドルを交換しているため、グリップエンド間は車検証記載とほぼ同じなのですが、純正品のブレーキレバーとクラッチレバーの端の間隔を図ると少しだけ許容範囲(±2cm)をオーバーしているようです。

 そのため、構造変更申請で予約をしておきました。

 

(3)車検当日

 車検場に行き、窓口で予約していることとバイクユーザー車検に来たことを伝えると、自動車重量税納付書と継続検査申請書を渡されました。

 必要事項を記入して、収入印紙を購入しに、別の窓口へ行きます。5900円でした。検査登録印紙500円+審査証紙1600円+重量税印紙3800円です。

 次に自賠責保険を購入しに、車検場の外にある保険代理店で購入します。24か月分ですね。前の保険が車検満了日の1か月先まであるので、そこから2年間分です。

 

(4)いよいよ検査レーンへ

 必要書類を持って、検査レーンへ行きます。係の人に初めてのユーザー車検であることを伝えて書類を渡すと、「構造変更ですね。どこが変わったのですか?」と聞かれたので、「ハンドルとフェンダーレスです」と説明し、メジャーで測ってみるとグリップエンドは大丈夫で、レバー端の間隔だと3cm幅広になってました。「2cmまではOKなので微妙ですけどねぇ、構造変更になりますね。」とのことでした、やはり、グリップエンドと、レバー端の両方を図るんだなぁ。

 バイク長は前後のタイヤ端を同じくメジャーで計測しましたが、不思議と同じ長さでした。それならレバー類をショートレバータイプのものやフォールディングタイプのものにしておけば、構造変更にはならなかったことになります。構造変更にしたことで1週間程、車検期間が短くなってしまいましたので、もったいないことをしたかもしれません。

 そのレバーですが、こんなタイプのレバーです。

2019-2021 2020 CBR 650Rモーターサイクルアルミブレーキクラッチレバー

 

 その後、灯火類(ハイビーム、ロービーム、左右ウィンカー)とクラクションのチェック、前輪ブレーキチェック、スピードメーターチェック、後輪ブレーキチェックを行いました。問題なしでした。

 次に、排ガス検査です。プローブをマフラーに自分で入れてチェックしました。

 そして、ライトの光量・光軸検査です。途中でハイビームにしてと言われるので、ハイビームにして待機します。

 

 ここで、光軸が下に向きすぎていることがわかりました。さすがに新車の初回車検だし、カウルにライトが固定されているタイプのバイクなので大丈夫だろうと思っていたのですが、事前に光軸チェックをテスター屋さんで実施しておいたら良かったですね。検査レーンの係の方から、光軸がどうずれているかを書いた紙を受取って、車検場を後にしました。

 

(5)車検場近くのテスター屋さんで、光軸調整

 Googleで探した近隣のテスター屋さんに向かい、光軸をチェックしてもらいました。CBR650Rの光軸調整方法は知らなかったのですが、テスターにかけたまま、係の人がドライバーやスパナを使って光軸調整をしてくれました。自分はバイクに跨ってるだけです。テスター屋さんの料金は確か1500円だったように思います。

 

(6)再検査

 検査レーンに向かい、光軸で不合格になったので再検査ですと伝えて、再度光軸検査です。今度はスムーズに合格し、最後に、構造変更なので、車重を計測して検査は終了です。

 

(7)再度窓口へ

 窓口で車検証とナンバープレートに張り付けるシールを受取って無事終了です。

 

平日だったこともあり、さほど混んでなくて、2時間くらいで終わりました。

CBR650R 夏の北海道ツーリング(7月上旬)服装と持ち物リスト

7月上旬に北海道ツーリングに行ってきました。函館から、稚内、知床、羅臼野付半島と北海道の比較的暑いところから寒いところまで一周回ってきました。

自分の備忘録として、服装・持ち物リストを作成しました。なんせ、CBR650Rは荷物積みにくいスポーツタイプのため、できるだけ無駄な荷物は減らしたいけど、気温や天気の変化、急な事態へ対処しないといけないので、何を持っていくか悩みますよね。そこで、持って行ったけど、使わなかったものや、あると良いなと思ったものを記録しましたので、参考になれば幸いです。自分としては、今年の結果も踏まえて、来年に備える備忘録。

ということで、持ち物リストは以下です。

 

(1)リアキャリア

 とにかく荷物スペースが狭いため、これは付けたほうが良いです。スタイルがダサくなるとか言ってられません。でも、私も普段は付けてません。昨年の夏にキャリアを付けず、直接タンデムシートに防水バッグを取り付けて北海道一周したら、タンクと荷物の間で圧迫されちゃって、自分が座るスペースが少なくなり、とても運転しにくくて疲れたので、購入しました。今年初めて、北海道ツーリングで、取り付けていきました。結果は大正解!昨年より大幅にスペースが確保できて、快適になりました。峠道でのリーンインも楽々できます。なお、CBR650Rの2019年型用は以下の製品です。

cbr650r リアキャリア

 

(2)バッグ類

①防水バッグ(66L)

 リアキャリアに取り付けてます。完全防水のため、雨が降ってきてもカバーかけたりしなくて良いところが便利でした。ただし、荷物の出し入れは簡単ではないので、タンクバックに良く使いそうなもの(雨具や防寒具)は入れてました。アマゾンで色んな製品がたくさん売ってますし、何より安いです。

防水バッグ 66l

 

②タンクバック

 雨具や防寒具など走行途中で着たり脱いだりするものを入れてます。雨具(カッパ上下、防水手袋)とウィンドブレイカーやウルトラダウンジャケットを入れようとすると、容量が足りなくなったので、ウェストバッグを追加で持っていけばよかったなと後悔しました。また、防水カバーで雨を凌ぐタイプですけど、防水カバー付けても時間がたつと底面などから中に雨水が染みていくので、濡らしたくないものはビニール袋に入れておく必要がありました。

 タンクバッグL

 

(4)バイク用品類

①チェーン清掃用品(チェーンルブ、クリーナー、雑巾、メンテスタンド)

 海岸線を走ることが多かった昨年は、チェーンが錆びてしまったので、持っていきました。今年は、結局使わなかったし、嵩張るから、来年も持っていくか、どうかなぁ。スペースに余裕があったらって感じですかね。

②パンク修理キットと電動空気入れ

 パンクしなかったので使わずですが、北海道は広くてロードサービスも簡単には呼べませんので、保険として携行してます。

③バッテリージャンプスターター

 こちらも保険として。モバイルバッテリーにもなるので必要かなと思います。

 

(5クッションシート

 長時間乗るので、尻痛対策です。ゲルクッションと二層3Dメッシュ素材の二種類を持っていきましたが、ゲルクッションは座るとズボンが吊られてずり上がるので、3Dメッシュのほうが使いやすかったですね。来年は3Dメッシュタイプ一択かな。尻痛への効果はゲルクッションの方がある気がしますけど。

バイク クッションシート

 

te(6)雨具
①防水手袋

 テムレスの透湿防水シェルグローブadvanceです。3Lサイズのものをオーバーグローブとして利用しています。昨年、雨に降られて手先が冷たくなったこと、濡れたグローブを翌日付けるのは気持ち悪いので、購入したものです。ことしは降ったり止んだり雨が多く、早めに装着して濡れを防ぎました。これは重宝しました。

テムレス 防水グローブ アドバンス


②靴の防水カバーとシューズ

 シューズはゴアテックスのシューズなら、雨でも大丈夫なのですが、カッパからはみ出したバイクズボンの裾が濡れたり、ズボン裾とシューズの間から雨が侵入するのを防いでくれます。

こちらがゴアテックスのシューズです。バイク用ではなくトレッキング用ですが、くるぶしまで保護してくれるし、歩きやすいので、愛用してます。

ゴアテックス トレッキングシューズ

 

モンベルのレインコート

 バイク用ではないですが、ゴアテックスは蒸れなくて良いです。北海道でも蒸し熱い気温なのに雨って時もありますからね。今年は東北地方を梅雨明け前に自走したので、その時にも蒸し暑い中、重宝しました。

 

④チャック付きビニール袋

 モバイルバッテリーやケーブル、車検証等の濡れたくないものをタンクバッグに入れる時に使ってました。

 

(7)防寒対策

①ウィンドブレーカー上下

 レインコートで代替できるので、要らないかも。でも寒い時に二重に着て丁度だったときもあったので、できれば持っていきたい。

ユニクロのウルトラダウン

 寒い時に、これがあれば心強いので、必須です。

ユニクロのフリース

 あると宗谷岬とかでも万全だけど、無くてもよいかも。

④コミネの3シーズンジャケット

 かなり役立ちました。北海道内はほぼこれを着て、チャックの開閉で温度調節してました。防水機能もあるので、少しの雨なら、そのままで走っても大丈夫でした。

コミネ+3シーズン+ジャケット

 

⑤ネックウォーマー

 首回りの防寒は、効果大です。

(8)入浴用品

 タオル、石鹸、シャンプー。タオル以外は大抵は宿に備え付けがありますが、日帰り入浴施設では、無いこともあったので持って行って正解でした。

 

(9)生活用品、電気製品、その他

 モバイルバッテリー、スマホ充電器、電動歯ブラシシェーバー、眼鏡ふき、帽子、車検証、スペアキー、マスク、マジックテープのズボン裾バンド

(11)暑さ対策
①メッシュジャケット

 北海道への行き帰り(フェリーに乗るまでや自走での東北道)や、北海道でも道南(函館や長万部の辺り)は本州と大して変わらないくらい暑いので、晴天時はメッシュジャケット必要ですね。

 

(12)その他装備や服類

①ヘルメット

 フルフェイスでないと虫がぶつかってきて痛いです。今年はヘルメットを買い替えたばかりで、曇り止め対策はしていなかったのですが、雨天時にシールドが曇るので隙間をあけて走行してました。そのため、雨つぶが入り不快でした。ピンロックシート等の曇り止め対策を事前にしておくことをお勧めします。

②インカム

③バイクパンツ

 できれば防風タイプが良いです。

④バイクグローブ

 私はメッシュグローブでOKでした。インナーグローブもあったほうが良いかもしれません。

⑤着替え

 Tシャツ2枚

 長袖Tシャツ2枚

 ズボン下1枚

 下着3セット

CBR650R ハンドルアップのための汎用セパハン製品

以前の記事に記載したCBR650Rのハンドルアップが可能な汎用セパハンが、少し前からずっと売り切れで入荷未定のようです。

このブログをGoogle検索から訪れていただいている方は、CBR650Rのポジションをもっと乗りやすくしたいと考えている方が結構多いようですが、せっかく訪れていただいたのに、「なんだ売り切れか」となっている状況はとても残念です。

AmazonのSemspeedページに、この商品は掲載されていて、商品名に48mmと記載あります。ですが、商品説明にはΦ41mmのバイクしか記載されておらず、フロントフォーク径のサイズ指定もできないので、48mmのものが購入できるのか不明です。出品者に質問もしてみましたが、回答がありませんでした。安いので、チャレンジされる方はどうぞ。

購入した方によれば、直径は48mmだったそうです。購入時に直径を販売店に伝えると良いそうです。<2023/5/6追記>

https://amzn.to/49F8WlB

 

CBR650Rのフロントフォーク径は48mmですので、サイズ指定は48mmをお忘れなく。

 

 

CBR650R グリップヒーターの初利用

冬になり、バイクに乗ることがぐっと少なくなってしまってますが、久しぶりに乗ってみました。そして、初めてのグリップヒーターの利用です。

 

当然かもしれませんが、グリップヒーターをONにしてから、最初、すぐには温かくなりません。冬用グローブしていることもあり、温まってるのかなぁと不安になったころ、2分くらいしてからかな、ほんのりと温かさを感じてきて、だんだんと熱くなりました。

 

そのうち熱くなり過ぎてきたので、弱めてみたりと、一連の操作も体験。ボタン部分が控えめですが、操作性も悪くはないですね。ただし、慣れないうちは止まっているときに操作して、ランプがどう変わるかや、今どの状態なのかを確認してから走り出すことをお勧めします。

CBR650R グリップヒーター取り付けました。

ハンドル交換時に壊してしまったグリップヒーターを交換しました。

以前のグリップヒーターはホンダ純正のが装着されていましたが、新たに取り付けたのはデイトナ製グリップヒーターです。

純正のグリップヒーターなら、すでに純正の配線やコントロールユニットが付けられているので、その分、交換作業も楽になりますが、値段が高い(2万円オーバー)。

Amazon.co.jp: Cbr650r グリップヒーター

 

スイッチ分離型と一体型で悩みましたが、ハンドル回りが既にゴチャゴチャしているので、一体型を選択しました。

数社から発売されています。Kaedear社はスマホホルダーを使っていて、しっかりした製品を作る会社だなと信頼感はあったのですが、Kaedearのグリップヒーターは120mmのグリップ長だとNGだそうなので見送り、デイトナ社製のものにしました。

 

アマゾンでクリックして到着。説明書には、まずは製品が正常かのテストをするように書いてありましたので、バッテリーに直結して暖かくなるかチェックしました。無事温まります。

 

で、さっそく作業開始。以前のグリップヒーターが繋がっていたアクセサリ電源を使って取り付けていきます。

 

必要な部材は、以下のとおりでした。

デイトナ製グリップヒーター

  デイトナバイク用グリップヒーター4段階温度調整スイッチ一体型

②絶縁テープ(耐熱のもの)

③結束バンド

④熱収縮チューブ(ケーブルむき出しの部分のカバーとして使用)

⑤キタコ(KITACO) コネクターセット HM防水タイプ 2極 メス

⑥キジマ(Kijima) スロットル スロットルパイプ 120mm ホンダ用 CB250R(MC41) GROM モンキー125 CB400SF/SB NC750 等 201-5351

 

 

まず、リアシート、シングルシートを外し、次に、両サイドのサイドカバーを外します。そして、イグニッション周りのカバーを外して、ガムテープをつっかえ棒にして、タンクを浮かせます。(詳細手順は省略。他のブログに詳細あります。)

 

グリップエンドを外します。(写真は右ハンドル)

 

スイッチボックスを外します。

スロットルハウジングを外します。

そうすると、スロットルコーンが抜けるようになるので、クリップオンハンドルバー

のネジを緩めて、抜きます。

無事に抜けました。

次にスロットルワイヤのタイコをスロットルスリーブから抜きます。

このようにくるっと半回転させると、以下の写真のようになり、簡単に抜けました。

取り付ける時は逆の手順になります。

 

左ハンドルも同様ですが、タイコ外しがない分、グリップをマイナスドライバーでグリグリして外す必要があります。

で、新しいグリップヒーターの配線です。

浮かしたタンクの左側にアクセサリ電源ソケットがありますので、これを活用して配線しました。(下の写真の赤いケーブルの繋がってるコネクターです。)

アクセサリ電源ソケットへの配線が完了して、一度、暖かくなるかチェックしました。ここでも無事暖かくなりました。

なお、ハンドル付近のケーブルを少しでもスッキリさせるため、アクセサリ電源からの接続で不要となるヒューズボックスは切り離したうえで接続しています。

配線できたら、クラッチ側のグリップヒーターを取り付けます。

まずは左右ハンドル幅を測って位置決めしてから、接着剤を使ってグリップヒーターを取り付けます。左側はユルユルなので、接着剤必須です。

次はブレーキ側のグリップヒーターを取り付けて、整線しました。

スロットルパイプは、グリップ部分にあるリブ(線状の突起)をあらかじめカッターナイフで削っておく必要があります。そうでないと入らないくらいキチキチです。

それでも、グリップ側にシリコンスプレーを吹いて、半分くらいまで手で押し込みましたが、腕力では無理なくらいパッツンパッツンです。残りは、ゴムハンマーで叩いて、押し込みました。こちら側は、接着剤は使いませんでした。

そして、外したカバー類を元に戻して終了。

一番作業に時間がかかったのは、整線と、右のブレーキレバーやスイッチボックスの取り付け位置調整ですね。

CBR650R スロットルワイヤーのタイコの外し方

冬になる前にグリップヒーター交換予定ですが、すぐではないので、備忘録として記載します。

 

ブログでグリップヒーター取付について記事を書いているトミさんに簡単なタイコの外し方についてコメント欄でうかがいました。

 

「ハンドルを一度外して、スロットルパイプをハンドルから引き抜き、クルッとスロットルワイヤーを1回転させると知恵の輪のようにタイコが外れます。戻す時は逆手順です。」ってことでした。

 

トミさん、ありがとう!!作業時間が大幅短縮できます!

CBR650R(2019年式)のハンドルアップのためハンドル交換にチャレンジ③

ハンドル交換とハンドル位置調整が無事完了しました。

 

右ハンドルには右スロットルハウジング以外に、右スイッチボックスにもポッチがあり2か所必要でしたが、Semspeedのセパハンには左右とも一か所のみのため、右に追加で1つ穴をあけました。

金属用のドリルビットの3mm、4mm、5mmを交互に使いながら穴を掘るようにすれば、穴あけ用ガイドなくても電動ドリルドライバーを使い、10分程で開けられました。

 

また、ハンドルバーエンドは純正のものが5mmの呼び系のネジだったので、そのまま使いまわしています。

 

 ハンドルの調整は、左右にハンドルを切った時に、タンクとの間に指を挟まない適度な隙間と、カウルにぶつからないことを気にしつつ、何度も位置調整して、一番楽なポジションを探しました。また、ハンドルが車幅となっているらしいので、バーエンドまでの幅を測り、車検証とほぼ同じ(±2cmが規定)になるようにして完成です。

 

 純正のセパハンは真上から見たとき約120度開いたハンドルバーが、ライダーから見てフロントフォークの向こう側に位置しています。

 今回、セパハンのハンドルバーは、カウルへ当たらないようにするために、フロントフォークの上を通過するようにセッティングしたので、純正セパハン比でハンドルバーが2~3cm程度手前(ライダー寄り)に来ています。

 そして、支柱部品(下の写真)のアップ分と逆タレ角7度によりハンドルバーエンドの位置は5cmアップになってます。この程度の位置調整であれば、ケーブル長は既存のままで問題にならなかったです。

 交換後に短時間ですが走行してみました。

 はっきりわかるほどポジションが楽になって、これなら長時間ツーリングでも疲れにくいかなと思います。更に24mmアップするデイトナのアングルバーの追加購入はいったん様子見することにします。

 

 次は、壊してしまったグリップヒーターの交換をしなきゃ。

 

 ハンドル交換作業の途中で、右スロットルワイヤーのタイコを外そうとしましたが、うまく外れませんでした。そのためスロットルワイヤは外さないまま、ハンドルバーの支柱部品側(↓この部品)の穴を締め付けるネジを

緩めてバイク中央側からハンドルバーをスロットルコーンに差し込む方法で今回は設置しました。

 でもデイトナのアングルバーを取り付けるとしたら、アングルバーは途中で屈曲しているので、この方法は使えないと思います。正しいタイコの外し方は、タンクをあげて、スロットルワイヤーの長さを調整するそうなのですが、ちょっと大変そうですね。

 

 グリップヒーターを交換するときには、タンクカバーを外してアクセサリーソケットへアプローチすることになるそうなので、もしデイトナのアングルバーにするとしたらその時に一緒にかなと。それまで、今の状態で乗ってみて、やっぱりもっとハンドルアップしたいってなったら、購入することにします。

CBR650R(2019年式)のハンドルアップのためハンドル交換にチャレンジ②

ハンドル交換を実施しました。時間切れで完成はしてませんが、素人でもなんとか

失敗や壁にぶつかりつつ、できました。

 

ちなみに用意した工具は、以下のとおりです。

・30mm、10mmと8mmのボルト用ソケット

 30mmボルト用ソケット

・プラスドライバー(2番)

・グリップ剥がし用のマイナスドライバー(4番の150mmのを使いました)

・パーツクリーナー

・ゴムハンマー

 ゴムハンマー

・ネジロック(今日は仮設置なので使ってないです)

・ショックドライバーと3番のプラスドライバービット

・トルクレンチ(22Nmから103Nmまで対応しているもの)

 トルクレンチ差込角9.5mm20-140Nm

・六角キャップボルト用のビット(H5、H6)

 

まず、純正のハンドルバーエンドをショックドライバーを使って外しました。

(写真撮り忘れました。)

 

USBポートも左ハンドルに付いていたのでタイバンドのツメを引っかけて外しました。

 

そのあと、左スイッチボックスを外しました。

次にクラッチレバーを外しました。8mmボルトなので取り付ける時は22Nmが標準トルクですね。

次は、イヨイヨ、最難関のグリップ外しですが、グリップヒーター付きなので、再利用をしたく、マイナスドライバー(4×15cmのマイナスドライバーを使いました)で慎重に剝がします。

が、これが固い!!もう、ツベコベ言ってられないので、ゴムハンマーで叩いてねじ込みました。そうすると、今度は抜けない!!パーツクリーナーを隙間からノズルを差し込んで吹きますが、それでも抜けない!!!という格闘を10回くらい実施して、やっと左のグリップエンドを外せました~。

通電してみたら、通電して、温かくなるし、大丈夫そう。ここまでは順調、順調!!

 

が!!、ここからやらかしてしまいます!!

右ハンドルに取り掛かって、フロントマスターシリンダー、右スイッチボックス、ブレーキレバー、スロットルハウジングを外すまでは良かったのです。

さぁ、次はグリップ外しだ~っ!と意気込んで、グリップを左と同様にマイナスドライバーを叩き込んで外しにかかりました。こちらはスロットルパイプが付いてますので、スロットルパイプとグリップの間にマイナスドライバーを突っ込んで、外していきます。ここで、ミスってマイナスドライバーの先っぽがグリップの外側に突き出してしまいました。あーぁ、切れたかも。。。

 

ここで、考えてみれば右はグリップはスロットルパイプに付いているので外さなくて良いことに気づきました。

 

えっ、この格闘は何だったの・・・。そしても、もしかしたら断線しちゃったかも。

 

通電してみたところ、ランプは付きましたが、温かくならない。。。あーぁ。切れたかもしれない。まぁ、ある程度覚悟はしていたので、しょうがないですが、無駄に外そうとして切ってしまったことで、気持ちが沈みます。。orz

 

気持ちを切り替えて、ハンドル交換作業を再開。

 

トップブリッジを外す前に、六角キャップボルト2か所を外して、マジックテープとグロメットを引きはがしてタンクカバーを外してから、キーシリンダーカバーを2か所のクリップを外して剥がします。

トップブリッジを外します。30mmのステムナットを外して、左右の10mmボルト(締め付けトルクは22Nm)を緩めて、ゴムハンマーで下から叩くと外れました。

 

そして、純正ハンドルのボルトを緩めて、左右を外します。

フロントフォークから抜いてから、スロットルパイプを抜きます。

 

次に、新しいハンドルバーの部品を装着します。

新しいハンドルバーのフロントフォーククランプ部分は厚みが純正より8mm程度厚い28mmなので、そのまま付けるとステムナットが閉まらなくなります。なので、ストッパリングを外してから付けました。

 

次に、トップブリッジの取り付けですが、こちらでも失敗をしました。

まず、普通に入れてみたら、ステアリングステムが足らず、出てきません。

あれ?なぜ?ハンドルバーが邪魔していないのに、なぜ?

悪戦苦闘と試行錯誤をかれこれ1時間くらい。

でもダメです。

もう、フロントフォークの突き出しするしかないのか。フロントとリアのメンテナンススタンドが必要になるし、そんなの高度な作業は自分には無理だなぁ、もう純正ハンドルに戻して諦めるかぁ、だったらグリップヒーター壊しただけだなぁ、と諦めの境地になろうとしたところで、ハタと気づきました。

ハンドルロックが邪魔して、トップブリッジが入っていかないのです。キーをハンドルロック状態で抜いてしまい、そのまま作業をしていたので、こうなってしまったようです。

ハンドルロックを開錠して、ゴムハンマーで叩いてあげたら、やっとハマりました~。。良かったぁ。。

 

ステムナットを103Nmで締めて、トップブリッジピンチボルトを22Nmで締めて、ハンドルバーを27Nmで締めたら、一旦、取り付け完了です。

 

日が暮れてきたので、左右のグリップ、左右のスイッチボックスやクラッチバー、ブレーキバーなどを、撮影していた写真を元に手早く設置していきます。ハンドル位置の調整は先送ることとし、グリップは、一旦接着剤なしで仮設置です。ちなみに、つける時もパーツクリーナー吹いてから付けるとスムーズです。

 

なお、Semspeedのハンドルバーには中央部分に窪みがあり、やはりドリルでの穴あけは不要でした。

左スイッチバー、右スロットルハウジングにポッチと、ハンドルバー

の穴位置を合わせたら、設置できちゃいました。

左スイッチボックス、右スロットルハウジングの穴あけは不要でしたが、右スイッチボックスの穴がもう一つ必要でした。

今日は、ここまで。

CBR650R(2019年式)のハンドルアップのためハンドル交換にチャレンジ①

CBR650R購入前から気にはなっていましたが、やはり他のスーパースポーツよりマシとは言え、まぁまぁな前傾姿勢なため2,3時間間乗っていると、首や背中、手のひらが痛くなり、苦行になってきます。

クルージングタイプではないので、やむを得ないのですが、この前傾のきつい姿勢を、ハンドル交換で少し改善しないかなぁ、と思っています。

 

ググってみましたが、今のところ、CBR650R用として販売されているハンドルはBIKERSの製品のみのようでした。タレ角を-3度、0度、+3度に角度調整できる製品ですが、ハンドルクランプからの立ち上がりがさほど無く、ハンドルポジションが楽になるのか、イマイチわかりにくいです。

 

バーハンドルへの変更はケーブル類の取り換えが必要そうなので、高額になりそう。

 

ということで、汎用のクリップオンセパハンを調べました。

まず、CBR650Rのフロントフォーク径を計測。48mmみたい。

ハリケーンの汎用セパハン見てみましたが、48mmのセパハン用フォルダーが無い!CBR600RRが同じ48mmのため、CBR600R用のセパハンも探しましたが、さほど楽になりそうなのが無いのです。

 

で、ついに見つけたのがコレ。

本当はタレ角も無段階調整できるのが良いのですが、適度な商品は無さそうなので、ポチりました。Semspeedのハンドルバーです。値段も概ね1万円弱とリーズナブル!

 

こちらで購入しました。

<2023/3/19追記>ずっと売り切れのようですので、こちらの記事に同じ製品について掲載しました。

Amazon | Semspeed 汎用 51mm 48mm アルミ削り出し セパハン セパレートハンドル/セパハン キット ブラック 角度調整可能 ケンコバハンズ | ハンドルキット | 車&バイク

 

商品が届いたので、見てみると。通販なので、一番心配していたフロントフォーククランプ部分の径は、期待とおり48mmでした~。

そして、以下のような驚きもありました。

 

・ハンドルバーの丁度中間に、凹みがある。たぶん、スイッチボックス用の穴?これで、穴開けしなくて良いかも。。

 

・製品説明では、アルミってなっていましたが、結構重みがあり、ハンドルバーのみで片側291gもありました。体積から計算したら、アルミの比重っぽかったので、材質はアルミですね。

 

・下の写真のように、ハンドルバーの片側にバーエンドっぽいものが六角キャップボ ルトで止められるものが最初から付いていました。

外してみると、写真右側のようになります。つまり中空ではないので、ゴムで内部から押し付けるタイプの汎用のハンドルバーエンドは取り付け不可ですね。

でも、片側を穴のままにしておくのは無いので、つけるなら六角ボルト式のバーエンドとなります。

ネジの呼び径は5mmでした。六角穴は、対辺ヘキサ5mmです。通常のネジ規格では、ネジ呼び径が5mmならM5となり、レンチはヘックスの4mmになると思いますが、違いました。いずれにしても呼び系が5mmなので、5mmボルトで止めるタイプのバーエンドを付けることになりますね。

純正バーエンドのボルトと同じなら、交換して付けちゃう方法もあるかもです。

・以下の写真の支柱となる部品も、購入前に写真の目盛りを見て、ミリメートル目盛りだとばかり思ってましたが、違いました。長さを測ると全長が94mmです。期待していたよりアジャスタブルの範囲が狭いです(泣き)。。

フロントフォーククランプ部品の厚みが、28mmですから最もハンドルを高くした場合で、フロントフォーククランプ上端から上記写真の41mmの箇所にある穴の上端までの長さが、62mmでした。

純正ハンドルのフロントフォーククランプからハンドルの上端までの長さが、おおよそ40mmですから、この部品で最大で22mmUPできることになります。

 

・純正ハンドルはタレ角が目測ですが0度っぽいです。こちらの製品は以下のように結構タレてます。おそらく7度くらい。

なので、以下の写真の右側をハンドルバーエンド側としてタレ角を上に7度とすることで、グリップエンド位置をかなり上げられそうです。CBR650Rのフロントフォークキャスター角は23.5度で、左右ハンドルバーの開きは120度程度ですから、同じ開きにセッティングした場合、水平に対して約1度、下方へタレていることになります。

 つまり、ほぼ水平ですね。

私の計算では、タレ角の関係でグリップエンドが最大30mmUPでき、支柱部品によるアップ分22mmと合計して52mmアップできるはずです。

もし、これでもポジションがキツい場合は、こちらのデイトナのアングルバー

Amazon.co.jp: デイトナ(Daytona) 削り出し セパレートハンドル用 アングルバー2本セット ハンドル径 φ22.2mm ブラック 69466 : 車&バイク

 

を追加購入して、更に5.5度タレ角を上げようかなと考えてます。そうすると、水平に対して約5度上がった形になり、グリップエンド位置で最大84mmUPになるはずです。

でも、5度はさすがに乗りづらいかもしれないですね。その場合は、ハンドルバーを回転させることでタレ角は調整できる製品なので、乗りやすそうなポジション探すかなと。

 

次回、まずはSemspeedセパハンの取り付けを行って、その結果をUP予定です。

カウル外しの備忘録

エンジンガードを付けるためカウルを外したので備忘録です。

 

ミドルカウルのネジは、

・エンジン上部に緑が「黒色六角キャップネジ」が2か所(写真1枚目)

・カウル上部と中部の赤が「銀色の六角キャップネジ」2か所

・カウル下側前部(アンダーカウル接続部)の黄色が「銀色の段付六角キャップネジ」

です。この段付きの場所を間違わないように備忘録にしました。

 

これ以外にも、ラジエータ前のクリップを6か所外す必要があります。